【20代女性向け】転職面接におすすめな服装

更新日:2024.02.05

イメージ

更新日:2024.02.05

「20代女性は転職活動の面接ではどのような服装が適切なのか」「リクルートスーツでいいのか」など、いざ面接を前に服装が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、転職の面接にふさわしい服装のポイントや業界別のおすすめの着こなし、「服装自由」の場合など、20代女性が転職面接に臨む際に最適なスタイリングを紹介します。

type女性の転職エージェントは、女性の転職のサポートをしています。面接の服装に不安がある方は、キャリアアドバイザーに面接対策を行ってもらうときにチェックしてもらうのもおすすめです。

監修者:村田有美
監修キャリアアドバイザー
美容に興味があったこと、人と深く長期的に関わって業務を行えることに魅力を感じ、新卒でエステ業界へ入社。エステの施術だけではなく、カウンセリングから最適な通い方、プランニング、商品の提案を行ってきたが、結婚、主人の転勤というライフイベントをきっかけに転職を決意。ただ「長期就業という条件を満たすだけの転職はしたくない!今まで通り、仕事自体にやりがいをもちたい!」という思いから、人材業界を志望。これまでの経験をさらにビジネスの場で活かせると思い、type女性の転職エージェントのキャリアアドバイザーへ転身した。
20代女性のための転職成功ガイド

20代女性の面接にふさわしい服装のポイント

面接にふさわしい服装のポイント

転職の面接では、第一印象が重要です。第一印象を決める要素は、服装や髪型、持ち物などから判断されます。面接官は「応募職種にふさわしい清潔感があるか」を見ています。面接に臨む際は、ベーシックでシンプルな服装を選びましょう。派手な印象やだらしない印象を与える服装は避けてください。

また転職の面接は、ビジネスの場のため、ビジネスシーンにあった服装や身だしなみで臨むことが大切です。具体的にどのような服装がふさわしいのか、解説していきます。

スーツは紺やグレーのビジネススーツ

スーツは上下同じ色のセットアップのビジネススーツがおすすめです。面接の場ではベーシックなデザインが好まれるので、襟のあるテーラードジャケットを選びましょう。

色は、紺色、グレー、ベージュなどのベーシックカラーが好印象です。柄は無地か細いストライプを選びます。応募する業界や職種によって、最適な服装は異なります。後述の「【業界別】20代女性の面接の服装」の項目で具体的に説明していますので、あわせてお読みください。

ボトムスは、スカートでもパンツでもどちらでも問題ありません。パンツスーツは活発な印象を与え、スカートは柔らかい印象を与えます。与えたい印象に合わせて選ぶようにしましょう。

詳しいスーツの選び方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:【女性版】転職面接におすすめの服装・メイク・髪型とは

インナーは白がおすすめ

インナーはシンプルで清潔感のある白や淡い色がおすすめです。シンプルなカットソー、Yシャツ、ブラウスを選びます。素材はレーヨンやポリエステルなどやわらかい生地感のものや上品さのあるものが好印象です。

派手な色や柄、フリルやリボンなど装飾がされているものは、面接にはふさわしくありません。また、透けてしまう薄手の素材や、胸元が開いたものは避けるようにしましょう。

関連記事:【女性向け】転職面接でのインナーの選び方|ジャケットの中は何を着る?

靴はシンプルなパンプス

靴はシンプルなパンプスを選びます。色はスーツに合わせてネイビーやグレー、ベージュなどのベーシックカラーだと無難です。バッグと色を揃えると統一感があります。歩きやすく脚がきれいに見える3~5cm程度のヒールが適切です。

またビジネスの場ではストッキングを着用するのがマナーのため、肌の色に近いストッキングを着用します。

派手な色や柄、つま先が開いたオープントゥや、かかとがないミュールなども、面接には適しません。サンダルやスニーカー、ブーツ、ローファーなどカジュアルな印象を与える靴も面接の場ではNGです。

詳しい面接の靴の選び方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:【女性版】転職面接時に履く靴の選び方とは?手入れの方法や正しい足元の身だしなみを紹介

スーツに合わせたシンプルなバッグ

バック選びも重要なポイントです。転職活動の面接の場合、スーツに合った色のA4サイズが入る大きさのバッグを選びましょう。派手な色や装飾、ロゴなどがない、シンプルなバッグが適しています。

サイズは、履歴書やポートフォリオ、ノート、ペンなどが入る大きさが理想的です。ただし、あまりに大きすぎるバッグは「何かのついでに面接に来ているのでは?」など、良い印象を与えない可能性があるので注意が必要です。面接には必要なものだけを適度なサイズのバッグに入れて持っていきましょう。

またバッグは清潔で状態が良いものを選ぶことが重要です。事前にほつれや汚れ、破れがないか確認しておきましょう。

面接に持っていくバッグについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
関連記事:女性の転職面接にはどんなバッグが必要?よくある失敗や選び方を解説

20代女性の面接の服装でよくある質問

Q.リクルートスーツは着てもいいのか

A.第二新卒の転職面接であればリクルートスーツを着用しても問題ありません。第二新卒とは、新卒で入社した後、1~3年程度で退職し転職活動を行う人を指す言葉です。

リクルートスーツは就職活動で着用されるため、経験が浅い印象を与える可能性があります。そのため第二新卒以外の方が着用すると、「年齢や経験に見合っていない」と面接官に思われる恐れがあります。20代後半の方は、これまでに積み重ねてきた社会人経験を示すためにも、自身のキャリアに相応しいビジネススーツを選択すると良いでしょう。これにより、面接時にも適切な印象を与えることができます。

Q.就活っぽさが出ないようにするにはどうすればいいのか

A.普段スーツを着ない人は、スーツを着ると見慣れない姿に「就活っぽさ」を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。その場合は、スーツや靴、バッグの色を黒以外にしてみましょう。スーツの色を変えるだけで印象は変わります。

色を変える以外にも、インナーをワイシャツではなくカットソーにしてみてもいいでしょう。白いワイシャツやブラウスであっても素材を変えてみると、リクルートスーツっぽさは薄くなります。アイテムを少し変えるだけでも印象が変わるので、応募企業や業界に合わせて試してみましょう。

Q.「服装自由」「私服可」の場合は何を着ればいいのか

A.「服装自由」「私服可」「オフィスカジュアル」などの指示があったら、ジャケットを羽織り、ヒールのある靴を履くスタイルがおすすめです。上下スーツである必要はありませんが、ジャケットは必須です。落ち着いた色のジャケット、派手すぎないインナー、シンプルなデザインのスカートやパンツ、シンプルなパンプスなどTPOに合わせ清潔感のある服装にしましょう。

ビジネスの場なので、スニーカーやジーパンなどカジュアルすぎる服装は避けましょう。ワンピースもカジュアルすぎる印象を与えてしまうため、転職面接の場面で不適切です。

関連記事:【女性】転職面接のオフィスカジュアルのマナーとは?服装のポイントとNGファッションを解説
関連記事:転職面接で私服を指定された場合の服装、髪型、バッグ、靴を徹底解説

Q.カーディガンで面接を受けるのはダメ?

A.服装の指定がない場合であっても、カーディガンで面接を受けるのは避けましょう。ビジネスの場でカーディガンがマナー違反と一概に言えないですが、企業や業界によって捉え方が異なるため、ジャケットを着ておくのが無難です。服装でマイナスな印象を与えてしまうのはもったいないので、服装で個性を出そうとせず、スタンダードな面接スタイルで臨みましょう。

【業界別】20代女性の面接の服装

金融業界・不動産業界

金融業界・不動産業界は、高額な取り引きや重要な金融決定に関与することが多く、業務の正確性や高度な専門性が求められます。顧客との信頼関係を築くためにも、真面目で誠実な印象を与える服装をする必要があります。

紺色やダークグレー、黒などの落ち着きや誠実な印象を与える色のスーツがおすすめです。シンプルな白シャツに、スーツの色に合わせたダークカラーでシンプルな靴とバッグを選ぶと真面目な印象になります。アクセサリーは結婚指輪や時計だけにします。髪はきちんとまとめ、ナチュラルメイクにしましょう。

IT・Web業界

IT・Web業界はベンチャーマインドが旺盛な企業が多く、入社後は私服勤務のオフィスも多いため、比較的カジュアルなドレスコードが許容されることが多いです。ただし、企業によってオフィスカジュアルの基準が異なるため、面接ではやはりスーツの着用が無難です。

ご自身の与えたい印象に合わせて、華やかな印象であればライトグレーやベージュなど明るめの色を、真面目で誠実な印象を与えたいのであれば紺やダークグレーのスーツを選んでもいいでしょう。インナーは白や淡い色のブラウスやシャツ、カットソーを合わせます。靴とバッグはスーツの色に合わせて全身の統一感を出すとまとまります。

人材業界

人材業界、特に採用やリクルーティングに携わる職種は、自社またはクライアント企業と候補者との間のブリッジ役を果たします。そのため、プロフェッショナルで信頼性のあるイメージを持つことが大切です。

スーツの色は、紺色やグレーなどダークカラーのスーツがおすすめです。インナーは清潔感のある無地やシンプルな柄のブラウスやシャツを選びます。靴はスーツに合わせるとバランスがとれます。バッグは過度に大きいものや派手なデザインのものは避けましょう。

アパレル業界

アパレル業界の面接では、応募者のファッションセンスなども選考ポイントになることがあります。そのため面接でも私服を指定されることが多いです。ただファッションセンスをアピールするだけでなく、そのブランドへの愛やブランド理解を面接時に着るもので表現することが大事です。

応募する企業やブランドのアイテムを取り入れつつ、靴やバッグもブランドイメージに合わせたものを選びましょう。他の業界と違って、ファッショントレンドをほどよく取り入れてもいいでしょう。

【20代女性】夏の面接の身だしなみ・マナー

夏の面接のイメージ

クールビズが浸透していますが、夏場の面接でもスーツが基本です。オフィスカジュアルであってもジャケットの着用は必須です。

とはいえ、夏の暑さは不快に感じられ、熱中症などの危険もあります。通気性の良い素材のインナーや夏用のスーツ、冷感素材のストッキングなどを着用し、移動中はジャケットを脱ぐことをおすすめします。サンダルは夏の定番ではありますが、カジュアルすぎるため面接では避けましょう。

夏の面接の身だしなみを詳しく知りたい方は下記記事もお読みください。
関連記事:【女性版】夏の転職面接時のスーツ・服装の基本とは?ジャケットの有無や選び方を解説

【20代女性】冬の面接の身だしなみ・マナー

冬の面接のイメージ

コートはスーツに合わせて、黒やグレー、ベージュなどの落ち着いた色が無難です。ビジネスの場なので、派手な色やダウンコート、モッズコート、ファーコートなどカジュアルな印象のコートは避けます。コートやマフラー、手袋などの防寒着はオフィスに入る前に脱ぐのがマナーです。

スーツはウールなどの冬用の素材のものを選び、保温効果のあるインナーなどを着用すると寒さ対策になります。黒のタイツやブーツはビジネスの場には適さないと思われる方もいるため、冬の寒い日であっても避けた方が無難です。パンツスーツで露出を控えたり、温感効果のあるストッキングを履いたりしましょう。

関連記事:【女性版】冬の転職面接時のスーツ・服装の基本とは?コートやインナー、靴の選び方&マナーを解説

まとめ

・20代女性の転職面接の服装は「スーツは紺やグレーのビジネススーツ」「インナーは白がおすすめ」「靴はシンプルなパンプス」「スーツに合わせたシンプルなバッグ」が基本
・第二新卒の場合は、リクルートスーツを着ても問題ない。それ以外の場合は、ビジネススーツを着用する。就活っぽく見えてしまう場合は、スーツの色やインナーを変えてみる。
・「服装自由」「私服可」であってもジャケットは着用する。カーディガンは面接の場では避ける。
・応募企業や業界に合わせた服装を選ぶのもおすすめ。
・夏の面接であってもスーツの着用は必須。暑さ対策の工夫をすると良い。
・冬の面接ではコートなどの防寒具はオフィスに入る前に脱ぐ。コートの色は落ち着いた色にする。

面接の服装は、第一印象を左右する重要な要素です。マイナスな印象を与えないようにマナーを守りつつ、自身の魅力を伝えられる服装を選びましょう。

応募企業の社風や業界の特徴を知り、それにあった服装選びを一人でするのは大変です。面接の服装に関して不安なことがあれば、転職エージェントに相談するのも一つの方法です。type女性の転職エージェントでは、面接の服装のアドバイスや面接対策など転職活動のサポートを行ってるので、ぜひご利用ください。

また転職活動を行うにあたって出てくる疑問や不安についてキャリアアドバイザーと無料で1対1の相談できる「20代初めての転職相談会」も実施しています。まずはお気軽にご相談ください。

人気記事ランキング
Page Topへ